『男たちの大和』その一

映画『男たちの大和』を観てきました。
二回目です。
やっぱりいいですね。三回目も挑戦したいです。

初回は先々週でした。
あれだけ宣伝していたのに、公開後もなかなか観に行く機会がありませんでした。
しかしロードショーも終わりに近付き、「もうすぐ公開が終わる」と俄かに危機感が(笑)
女房殿を説得して一緒に観に行きましたが、期待通りでした。
公開されて時間が経ち、いろいろな情報が流れていたので「ああ、やっぱり」という部分ももちろんありましたが。

話が現代から入って、回想(戦時下の話)と並行でストーリーが展開していくというのは、意外でしたがいい作りだと思います。
鈴木京香さん演じる、内田二兵曹の娘さんが知りたいと願う父の姿。
それが仲代達矢さん演じる、生き残った特別年少兵、神尾が過去と真正面に向き合うきっかけとなって、船が『大和』沈没地点に向かうまでの間に、かつての『大和』での日々が語られていく。
最初に作られた脚本はこれとは全く別のものだったようですが、これはこれでいいストーリーですね。

※その野上龍雄氏の「幻の脚本」については、ホームページ『Military Movie Maniacs』の『戦争映画・ミリタリー情報掲示板』に詳しいです。
かなりの違いがあるようですが、こちらの脚本で作った映画も是非、観てみたいものです。
実現はしそうにないでしょうが…。

さて本編の「戦時下の話」。
私は海軍には詳しくないので、登場人物の階級にしても所属部署にしても未だに整理できていません。
しかし実物大のセットを作っただけあって、また海上自衛隊の協力を貰っただけあって、「軍艦での生活」や「軍艦の装備の使われ方」というのはリアルで新鮮でした。
『大和』の艦首と艦橋はどう見てもCGっぽさが残っていますが、そんなに気にはなりませんでした。

帝国海軍での体罰(「精神注入棒」でしたっけ?)は、想像を絶する痛みでしょう…。
自分だったら、耐えられそうにないかも。
あと、三連装25ミリ機銃。
1/700のプラモ(タミヤのウォーターラインシリーズ)の『大和』を以前作ったことがありますが、ピンセットを使わないと無くしてしまいそうに小さい部品が、この対空機銃座です。
機銃の俯仰と旋回を、それぞれ別の要員が行うとは知りませんでした。
防盾も無く、敵機に撃たれたら一巻の終わりという状況下で射撃し、弾倉の弾を撃ち尽くしたら次の弾倉を装填するまで射撃できない。
敵機を目の当たりにする、物凄い恐怖の中でそれでも戦う。
正に極限状況です。陸戦とはまた別の極限状況。
軍人という職業の過酷さを実感できます。

私が観たのはその日最後の上映でしたが、公開からだいぶ経つのに席は9割方埋まっていました。
夫婦連れの年配の方や、若い女の子の二人連れ。
私のような、中年サラリーマン風の男の人もいましたが、女の人の方が多い印象でした。
映画が終わって出る時、ハンカチを手にした方が多い多い。
私も二回目ですが、泣けました。
特に、山田純大さん演じる、唐木二兵曹が妻子と別れるシーン。
自分はやっぱり父親なんだと、思いました。

長くなったので、次のエントリーに続きます。

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